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社会を明るくする運動
“社会を明るくする運動” は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
昭和26年7月に始まった“社会を明るくする運動”は、毎年7月を本運動の強調月間としており
※この運動は、昭和24(1949)年に戦災孤児などの将来を危惧して、銀座の商店街有志が行った「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」から始まったものだそうで、このために銀座がこの運動の発祥の地とされているという。
更生保護
更生保護とは、罪を犯した人たちの立ち直りを助け、再び犯罪や非行に陥らないよう支援することです。その活動には、保護司をはじめ、多くの人たちが関わっています。市内に約260人いる保護司は、法務大臣から委嘱を受け、地域で更生保護活動を行う民間のボランティアです。
裁判所の決定や判決を受けて「保護観察」を受けることになった人の多くは、生活や精神面でさまざまな困難を抱えています。このため、保護司は、地域の教育や福祉、就職支援などに関わる人たちと協力しながら、社会復帰の手助けをしています。
7月1日「更生保護の日」から1か月間は、社会を明るくする運動の強調月間として、全国各地で新聞やテレビ等による広報、街頭キャンペーンや講演会など、様々な催しが行われています。。
主な活動
- 街頭パレード
岡山市では、更生保護について市民の方に理解を深めてもらえるよう、「社会を明るくする運動」強調月間に合わせて街頭パレードを行っています。
毎年、多くの保護司、更生保護女性会をはじめ、保護観察所、小学校金管バンド、警察音楽隊の皆さんにご協力いただき、商店街をにぎやかに歩きます。 - 写真展・刑務所作品展
岡山市役所の本庁舎で「社会を明るくする運動」写真展や、岡山刑務所で作られた様々な製品を展示・販売する「刑務所作品展」を開催し、多くのお客さんにご来場いただいています。 - 作文コンテスト
全国の小・中学生の皆さんに、日常の家庭生活や学校生活の中などでの体験をもとに、犯罪や非行などについて考えたことや感じたことを作文することを通じて、若い世代にも「社会を明るくする運動」に対する理解を深めてもらうことを目的として行っています。
岡山地区で応募のあった作文のうち優秀なものは、岡山地区表彰式・発表大会で朗読してもらいます。